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2012年8月22日水曜日

スマートフォンのコンテンツ開発とは

さて、スマートフォンのコンテンツ開発と言えば、
多くの人にとって、
実際に何をとっかかりとして良いのか
分からないという人か多いのでは無いのだろう。
確かに、企業としての
スマートフォンへの取り組みというのは、
もはや必須と言っても良いような状況になって
きているのだけれど、
社内で、開発をしているといった企業は
専業でも無い限り、
大手でもそうそう少ないのでは無いのだろうか。

これは、ちょっと大きなポイントである。
かつてインターネットブームの時にの
自社のWebページの運用を
争って行っていたときなどは、
大手企業は、
まず自社内部での運用を前提として
社内のデザイナーやIT担当が積極的に
コンテンツの運用などの
業務をこなしていたのである。
 そして、そういう余力が無い企業が
外部発注を行っていたという歴史がある。

次第にWebサービスの高度化や技術革新があって
それらに対応したWeb専業企業が登場し、
企業もそちらの方に業務委託していった経緯なのである。

しかし、ながら、
スマートフォンへの取り組みに関して言えば
最初から、きちんとした専業メーカーに
依頼するのが普通である。

どうしてこうなったのだろうか。

簡単に言えば 、
ターゲットとするユーザー層が
全く異なっているからである。
初期のインターネットは
ある程度ITソリューションに長けた人が相手で
それは、まだ一般層ではなかった。
割り切って言えば、
彼らは、デザインや使いやすさ、
などよりもコンテンツ内容を重要視していたのだ。
しかしながら、スマートフォンの場合は、
既に、そういう状況は
ブラックベリーの段階で終わっており、
日本においては、
いきなり一般ユーザーからスタートしていったと
見ることが出来るのである。
つまり、如何にしてコンテンツを使いやすく
綺麗にスマートに見せるかというデザインが
非常に重要視されたのである。
他の言葉で言えば使ってもらいやすい
操作性の獲得という所だろう。

とくにスマートフォンの場合、
ちょっとした使い勝手で
競合のサービスに
すぐにユーザーがら逃げてしまい、
ニッチな層はマスに駆逐されてしまうという
状況がある。

こういう経緯から、
 スマートフォンのコンテンツ開発
専業の企業の独壇場になっていて

一般企業は少しでも良い企業に
コンテンツ開発を頼みたいという
状況になっているのである。