往年の名機として三菱電気のDIATONEの名前を
忘れることが出来ないのでは無いのだろうか。
オーディオ市場の縮小に伴い
三菱電機は一旦はカーオーディオ以外の民生用の
オーディオ市場から撤退したのだけれど、
実はDIATONEのスピーカーはファンの間では
依然評価が衰えることは無く
その後高級スピーカーとしてブランドも復活している。
もっとも、
その一方でカーオーディオの分野では、
そのオーディオ技術を、またちがった角度から
その実力を蓄えてきたと言えるだろう。
そして、ついに
オーディオ再生を強く意識した新カーナビブランド
「オーディオナビシステム “DIATONE SOUND．NAVI”」
を立ち上げた。
驚くべきことは80万円クラスの高級オーディオ技術を
カーナビに投入している所。
エレクトロニクスの会社だけあって、
32bit DAコンバーターチップや、40bit DSPなど
オーディオメーカーが驚くようなチップを盛り込んでいるのだ。
これで、純正スピーカーのままでも
高級オーディオの雰囲気を感じることのできる音質が
実現できるという。
カーナビが実は音楽再生に使われていたという
着眼点は実にすばらしいと思う。
それに、今までのカーオーディオファンは
ウーハーなどのスピーカーユニット
をいかに積み込むかという事なんかが
主体となっていたのだが、
ここに来て、カーオーディオの音楽再生機に
注目が集まりそうだ。
実は、個人的には今までの車内でジャズなどを
聞いていたのだけれど、
BGMという扱いが強く、
ライブ盤はわざと選曲からハズしていた。
これからは、純粋に音楽空間として
車内での楽しみが増えるかも知れない。
レビューブログからの情報でした。
