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2012年9月7日金曜日

CO2の排出権市場の閉鎖

地球温暖化という話で、
二酸化炭素が温暖化の原因であるっていうような
話はよく聞くのだけれど、
その一方で、いつも不思議に思うのが、
排出する二酸化炭素を、いくら削減したらどのような
具体的にどの程度の効果があるのかっていうコトが
まったく語られないことだ。
10%削減したらどのような効果になるのかという話が無い。
例えば90年代に排出量を抑えるという目標があったとして
90年代の排出量で温暖化が止るという話はないのである。

実は地球科学を勉強した人間ならば、
誰でも知っているのだけれど、
海洋の二酸化炭素の放出や排出っていうのは
平衡になっていて地上の二酸化炭素量排出量が減ると
海洋の排出量が増えるっていうのは常識としてある。

そういったことを踏まえて、
株式会社アップルツリーが導入したという
グリーンサイトライセンスというのを考えると
コレは、単にCO2 削減活動っていうような話で
捉えるべきでは無くて、
企業や消費者が環境保護を
身近に感じる機会が出来る問い利点や
エネルギーコストに関する
企業としての取り組みとして見るべきだろう。

実際CO2の削減というのは
世界的には、ほとんど注目されておらず、
実は巨大な市場になると思われていた
CO2の排出権市場というのが
閉鎖されてしまった経緯がある。

市場で取引されなくなった排出権を処分するために
おかしなグリーンライセンス系の
サービスが乱立しているというのが
現在の状況なのである。

こういった流れと
各企業としての環境の取り組みは
別個に考えるべきで、
植林の活動などを評価するべだと思う。


CO2の削減というカテゴリーで
誤解してはいけないと思う。


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