JRA厩務員や牧場従事者を養成する
東関東馬事高等学院を運営する株式会社馬事学院が
北海道の新ひだかで開催される1歳馬の
最後のセリであるオータムセールで、
他に買い手がない馬たちを学校が所有し学生たちが
競走馬デビューを目指す取り組みを行っている。
これはクラウドファンディングを通じて全国500名規模の支援者を募って
市場で評価されなかった馬を、学生たちの貴重な教材とし
全国の競馬場でデビューすることを目指すというもの。
買い手が付かない馬を救うというだけでは無くて、
競馬としてデビューすると、支援者も応援したくなるわけで、
そういった意味でも中々よく出来ている取り組みだと思う。
既にこの取り組みで、競走馬デビューした馬もおり、
獲得賞金の4割を引退馬支援に活用しているというのも
興味深いと思った。
こうした取り組みは競馬ファンだけでは無く
支持するという人も多いと思うので、
気になる人はチェックしてみてはどうだろうか。

