近年、市街地での車両暴走事故や
高速道路でのあおり運転など、
常識を欠いたドライバーによる悪質な事件が多数報道されているが、
そんな中、株式会社Real iDは、車両速度リミッターの
車両速度リミッター「イカヅチ・リミテッド」の販売を開始した。
走行中に設定した上限速度に到達すると、
アクセルを踏んでも加速せずに緩やかに減速していくというもの。
自動車の純正運行システムに影響することがなく、
後付け装置で安全な運行スピードを維持することができるという。
同社によると
「近年、市街地での車両暴走事故、高速道路でのあおり運転など、常識を欠いたドライバーによる悪質な事件により、罪の無い人々の生活が脅かされています。」
とした上で、
「自動車が必要以上にスピードを出せてしまうこと」が
問題だと考え、車両速度制限装置の企画開発したという。
多くの事例で、あおり運転を受けるきっかけとなっているのが、
追い越し車線での低速運転だと言われているので、
あおり運転をされてしまう側では無くて、
あおり運転を行うような悪質なドライバーの側に
こうした装置を装着することが可能であれば
確かに効果はある様な気がすると思った。
また同社では一般法人に対すね販売を視野に置いており、
営業車両や配送車両による
高速道路でのスピード超過による事故や違反など、
安全運転対策に手を焼いている法人も
ターゲットにしているという。
今の時代は比較的安価にスマホなどを活用したシステムで
リアルタイムに車両速度や運行管理状況の把握を行っている所も多く、
そうしたもので行う安全管理と組み合わせることで、
さらなる安全性も確保できるのでは無いかとおもう。
ただ、昨今の社会情勢を考えて見ると、
同社が考えているような分野以外でも、
高齢ドライバー対策の方で
大きな需要があるかもしれないと思った。
気になる人は、チェックしてみてはどうだろうか。