いよいよ四月からスタートした電力自由化だけれども、
その契約切り替え率は当初考えられていた程には高くは無いという。
そんななか
新電力・電力自由化くらべる君を運営している
株式会社パイルが電力自由化に伴い
複数回答による設問でWEBアンケートの調査を実施した。
これは中々興味深いと思う。
男女1000名に対して
「電力自由化に伴い、多くの電力会社が新規参入する中、
新規へ変更する場合に不安に思うことは何ですか」
という複数回答による設問で、
その結果というのが
1.通常の電気料金(408人)
2.工事費など電気料金以外にかかる負担(326)
3.停電に繋がる恐れのある供給力(308)
4.夏期・冬季など電力使用量の多い時期の電気料金(268)
という形で、かなり消費者がシビアに検討している事が判る。
企業の新電力への切り替えで二割三割の削減を達成したという話が合ったのに、
実際、個人に対しては料金軽減が実現したとして五%程度の軽減という話に
ガッカリしたという消費者も多いのでは無いのだろうか。
今後、発送電の分離が予定されているので、
その時になるとも、大きく事情が変わってくると考え
今は様子見の構えの消費者も多いと思うのだけれど、
今後どのようになっていくのを
見る上でも
こうした調査が継続的に行われていくと面白くなると思った。