株式会社日本ソフトウエアアプローチが、
「円弧動エンジン」開発の資金支援企業募集を開始とている。
この 「円弧動エンジン」というのは、
ドーナツ状のシリンダー内部で中心を起点にして
円弧を描いて往復運動するピストンを収め
4つの燃焼室を設けたユニークな設計で
用途としては、垂直離着陸機用エンジンなどに最適で
電動式では不可能な航続距離と垂直離陸重量を実現するものになるという。
このレシプロエンジン式と
ロータリーエンジン式の双方の利点を活かした構造というのは
なかなか面白いと思った。
この円弧動エンジン開発の支援仕組みは、
10億円に充足次第募集を終了し、
資金支援をした企業には、
知的財産権を支援金額に応じて配分する予定との事。
可能性の面から考えると、
成功した場合は、かなり
おもしろい事になりそうな気がする。
また支援を考えている企業は、
資金面の他にもエンジン特性を活かした
商品開発も視野に入れておくと、
今後の展開を含めて、さらに
面白い投資にななる可能性があると思う。
エンジン開発というと、
ななかなか難しい分野ではあるのだけれども
興味のある企業は、
一度検討してみてはどうだろうか。

